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バランスの取れたカラダとココロのためのブログ

香り ⑤

スリランカには仏教の寺院がたくさんあって、大きな寺院の周りにはお供えするお花を売る店がいくつもあったりします。そのお花は捧げものですから、香りを嗅いではいけません。その香りも全て捧げるためのものだからです。

 

お坊さんがお経をあげる仏教儀式に参加したときもサンダルウッドの香りが用意されていましたし、様々な宗教儀式において香りは重要な役割を果たします。

 

『香食(こうじき)』という言葉をご存知でしょうか?

亡くなった方は香りを食すとか、亡くなった方には香りが最上の食べものであると言われます。そのため、お焼香をしたり、四十九日の間はお線香を絶やさない宗派もあるそうです。

 

香りは揮発性の成分です。放たれた瞬間から、空気中に広がり拡散していきます。お線香やお花として捧げた香りが祈りと共にどこまでも果てしなく広がり、亡くなった方や仏様に届くのかもしれません。

 

地域によってはお盆が来月のところもあります。お線香をあげて手を合わせ、亡き大切な方やご先祖様への気持ちを香りにのせて届けましょう。